「あれ…5時間経ってるのに、まだ湿ってる…?」
我が家の日立ビッグドラムで、ある日突然起きた悲劇です。
購入から3年。冬場は毎日フル稼働していたため、働いて働いて働いて働きすぎたのか、、、業者に掃除を依頼するべきか、買い替えるべきか…。悩んだ末に試した「あること」で、乾燥時間が1時間以上短縮。生乾き臭も消えました。
今回は、乾燥が遅い・生乾き問題に私が実践した解決策をシェアします。
なぜ急に乾かなくなったのか
「毎回フィルターのホコリは取ってるのに…」
乾燥機能を使う度に乾燥フィルターと糸くずフィルターの掃除をしていましたが、ホコリを取るだけでは不十分でした。
原因は「見えない油膜」
ネットで調べてみると、柔軟剤に含まれる油分が乾燥時の熱で蒸発してフィルターのメッシュに付着し、その油膜がメッシュの穴を徐々に塞いでいくそうです。
つまり、見た目はきれいでも空気が通りにくい状態になっています。
風が通らない→湿気が排出されない→ヒーターだけが空回り→乾燥時間が延びる。
ほこりを取るだけではなく、定期的なフィルター掃除が必要です。
試した「フィルター掃除術」
用意するもの
- ウタマロ石鹸(またはウタマロクリーナー)
- 使い古しの歯ブラシ
- ぬるま湯
掃除の手順
1. フィルターを取り外す

まずは乾燥フィルターを取り出します。乾燥フィルターと乾燥内部フィルターの表面についている大きなホコリを除去。我が家はいつも子供用のおしり拭きを使っています。
ちなみにこちらがフィルターが目詰まりしている状態です。

続いて乾燥内部フィルターのつまみに指をかけて取り外しができます。

乾燥内部フィルターを外すと、乾燥固定フィルターがあるので、こちらも表面を拭いておきます。

メーカー推奨されていませんが、今回は固定ネジを外して乾燥固定フィルターも外しました。

2. ウタマロで洗う(ここが最重要)
フィルターをぬるま湯で濡らし、メッシュ部分にウタマロを塗りつけます。歯ブラシで表裏両面から、優しくこすります。
3. すすいで乾燥
石鹸が残らないよう流水でしっかりすすぎます。完全に乾かしてから元に戻せば完了。
結果:乾燥機能が元通り
乾燥時間を自動に設定して比較しました。
| 掃除前 | 掃除後 |
|---|---|
| 4時間〜5時間 | 3時間〜4時間 |
| 終了後も冷たく湿っている | ホカホカに乾いている |
| 生乾き臭あり | 無臭 |
ドラム式洗濯機は高い買い物なので、機能が復活してよかったです。
さいごに
もし「最近乾燥に時間がかかる」「終わっても湿っている」と感じているなら、修理や買い替えの前に、一度この掃除を試してみてください。
我が家のビッグドラムは、この方法で復活しました。
便利な時短家電も日々のメンテが大切です。
次は年末の大掃除に、高価な洗濯槽クリーナーを使って、表面からは見えない洗濯槽の内部にこびりついたカビや汚れを溶かして除去する本気の洗濯槽掃除をします。