寒さが本格化してきた今日この頃、お風呂が恋しい季節になりました。
温かい湯船にゆっくり浸かるのは至福のひとときですが、よく聞くヒートショック。
実は若い世代にも注意が必要です。
ヒートショックって高齢者だけの問題じゃないの?
「ヒートショック」と聞くと、多くの人が「高齢者が気をつけるべきもの」と思いがちです。私もそう思っていました。
しかし、NHKの報道によると、実は若い人でも入浴中に倒れるケースが起きているとのこと。これは正直、驚きでした。
若い世代に増えている「スマホ長風呂」という新たなリスク
特に注意が必要なのが、スマホを見ながらの長時間入浴です。
YouTubeを見たり、SNSをチェックしたり、ゲームをしたり…気づいたら1時間近く湯船に浸かっていた、なんて経験はありませんか?
私も湯船に浸かりながらYouTubeを見る派なので、まさに当事者です。
なぜスマホ長風呂が危険なのか
長時間の入浴は、以下のようなリスクがあります:
- 体温の急激な上昇により、血圧が大きく変動する
- のぼせや脱水症状を引き起こしやすい
- スマホに夢中になって体調の変化に気づきにくい
- 湯温が適切でも、長時間浸かることで身体への負担が増大する
若くて体力があると油断しがちですが、急激な温度変化や長時間の入浴は、年齢に関係なく身体に大きな負担をかけます。
今週から特に注意が必要な理由
今週から一段と寒さが厳しくなっています。寒い脱衣所と温かい浴室の温度差が大きくなるこの時期こそ、ヒートショックのリスクが高まります。
暖かい部屋から寒い脱衣所へ。ここは皆さんよく注意すると思いますが、湯船での長風呂からの立ち上がり、、、ここでも血圧が急変し、心臓や血管に大きな負担をかけるようです。
安全に入浴するための対策
若い世代も含めて、安全に入浴するためのポイントです。
入浴前
- 脱衣所や浴室を暖めておく(暖房器具を使う、シャワーで浴室を温めるなど)
- 飲酒後の入浴は避ける
- 入浴前後に水分補給をする
入浴中
- お湯の温度は38〜40度くらいのぬるめに設定
- 入浴時間は10〜15分程度に抑える
- スマホを見る場合は時間を決めて、長湯にならないよう注意
- 体調が少しでも悪いと感じたらすぐに湯船から出る
入浴後
- 急に立ち上がらず、ゆっくりと湯船から出る
- しっかりと水分補給をする
さいごに
私自身、湯船でYouTubeを見ていたので、長湯しないように気をつけます。
「若いから大丈夫」という油断は一番危険です。