SNSを開けばキラキラした日常、職場ではさりげないマウントの応酬。
気づけば誰かと比べて気分が落ち込む…そんな経験、ありませんか?
他人軸で生きるのはもう終わりにしましょう!
今回は比較やマウントを華麗にスルーし、自分らしく生きるためのヒントについて書いていきます。
なぜ比較してしまうのか?心のメカニズムを紐解く
空を見上げれば、無数の星が輝いています。
一つ一つが異なる光を放ち、それぞれの場所で存在しています。
私たち人間も同じで、一人一人が唯一無二の存在でありそれぞれのペースで人生を歩んでいます。
それでもつい、周りの人が気になってしまう。
SNSをスクロールする指先、聞こえてくる誰かの成功談。
心がざわつき、自分と比べてしまう。
それは人間が社会的な生き物として、周囲との関係の中で自分の位置を確認しようとする、ある意味自然な心の動きです。
特に現代は、SNSを通して、世界中の「誰か」の生活が見えてしまいます。
別に見なくても良いのに、見てしまう、、、
「いいね!」の数、フォロワーの数、華やかな旅行の写真…。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
その「誰か」の生活は、本当にあなたが羨むべきものなのでしょうか?
SNSに投稿されているのは、その人の人生のほんの一部分、切り取られた一瞬に過ぎません。
他人と比べることで得られるものは、ほんの一瞬の優越感か、底なしの劣等感だけ。
大切なのは、他人とではなく、過去の自分と比べること。
昨日よりも少しでも成長できたか、何か新しいことを学べたか。
過去の自分という星と比べて、自分の軌跡を描いていくことこそ、意味のあることなのです。
マウントしてくる人の心理と効果的な対処法
マウントを取ってくる人、あなたの周りにもいませんか?
「この前、海外旅行で…」「うちの子、〇〇学校に合格したのよ」…。
一見自慢話のように聞こえる言葉の裏には、「私の方が上」という優位性を示したい心理が隠されています。
なぜマウントを取るのでしょうか?
それは自己肯定感の低さの裏返しであることが多いようです。
自分に自信がないから、他人と比較することで自分の価値を保とうとするのです。
ある意味、彼らは心のどこかで助けを求めているのかもしれません。
では、そんなマウントにどう対処すれば良いのでしょうか?
一番大切なのは、相手の言葉に振り回されないこと。
「へー、すごいですね」と軽く受け流し、心の中で「大変なんだな」と呟いてみましょう。
相手の言葉を真に受け止めず、自分の心を守ることが大切です。
もし、あまりにもしつこい場合は、「それは素晴らしいですね。でも、私は自分のペース、過ごし方、生き方の方が好きです」と、穏やかに、しかしはっきりと自分の立場を伝えることも有効です。
自分軸で生きるための具体的なステップ
他人軸で生きるのをやめ、自分らしく生きるためには、具体的なステップが必要です。
まず、自分は何を大切にしているのか?何に喜びを感じるのか?自分の価値観を見つけることから始めましょう。
ノートに書き出したり、瞑想したりする中で、心の声に耳を澄ませてみてください。
次に、他人からの評価に左右されない強い心を作りましょう。
「人からどう思われるか」ではなく、「自分がどうしたいか」を基準に判断する練習をしましょう。
最初は難しいかもしれませんが、意識することで少しずつ変わっていきます。
そして最後に、自分らしさを表現することを恐れないでください。
好きな服を着る、興味のあることに挑戦する、自分の考えを言葉にする…。
自分らしさを表現することで、心が満たされ、より自分らしく輝くことができるはずです。
さいごに
他人軸で生きるのは終わりにしましょう。
比較やマウントに心を奪われるのは、もったいないことです。
大切なのは、自分の内なる声に耳を傾け、自分らしく生きること。
比較やマウントをスルーし、自分がやりたいこと・満足することに自分の時間を使いましょう。