今回は住宅ローンの金利上昇について、私自身の経験をシェアしたいと思います。
予想外の金利上昇に直面
昨年、地元の信用金庫で住宅ローンを組みました。当時の変動金利は0.45%。低金利時代の恩恵を受けられると喜んでいたのもつかの間、その後の利上げで0.6%に上昇。そして先月、ついに0.85%まで跳ね上がり、衝撃を受けています。
約1年で金利が倍近くになるとは、、、
確かに変動金利には上下のリスクがあることは理解していましたが、これほど短期間で大きく変動するとは予想していませんでした。
身の丈に合ったローン設計の重要性
改めて、住宅ローンは身の丈に合った金額で組むことが大切です。
金利の上昇は、月々の返済額に直接影響します。例えば3,000万円の住宅ローンを35年で組んだ場合、金利が0.45%から0.85%に上がると月々の返済額は約5,000円増加。年間では6万円近い負担増になります。
もし最初からギリギリの返済計画を立てていたら、この増額が家計を圧迫していたことでしょう。幸い、私の場合は多少の余裕を持たせていたので何とかはなっていますが、まだ金利が上がるかもしれないことを考えると憂鬱です。
これからローンを考える方へのアドバイス
これから住宅ローンを検討されている方は以下のことを事前に考えておくことがオススメです。
- 将来の金利上昇を想定した返済計画を立てる
- 現在の金利だけでなく、1%増、2%増した場合のシミュレーションもしておきましょう
- 固定金利と変動金利のメリット・デメリットを十分に理解する
- 変動は当初負担が少ないですが、上昇リスクがあります
- 固定は金利が高めですが、将来の返済額が確定できる安心感があります
- 返済比率は無理のない範囲に
- 仮にボーナスが出なかったとしても支払いは問題ないか
- 残業できなくなっても問題ないか
- 共働きで、これから子供を持つことを視野に入れている場合は要注意。子育て中は働けない期間も出てきます。仮に一馬力になった時を想定しておきましょう
まとめ
住宅ローンは人生最大の買い物に関わる重要な決断です。目先の低金利だけに惹かれず、長期的な視点で自分の家計状況にマッチした選択をすることが大切です。
また、住宅ローンを組む際は、ワーストケースも考えておくと急に金利が上がっても落ち着いて対応することができます。