[PR]記事内のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります

ブログ村参加しています! 下記をクリックして応援していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

投資

兼業投資家が実践すべき差別化戦略

「なぜ多くの人が平均的な資産形成しかできないのか」という疑問。

もしかすると、当たり前のことを当たり前に続けるだけでは、他の人と同じ結果にしかならないのかもしれません。差別化こそが、平均以上の資産形成への鍵なのではないかという仮説を立てました。

「普通の投資」を超える差別化戦略

1. 逆張り投資を習慣化する勇気

多くの投資家が恐怖で売りに走るとき、買い増しのタイミングではないか説。

具体的には、VIX指数(いわゆる恐怖指数)が30を超えたとき、あらかじめ用意しておいた「有事の機会資金」を投入するルールを設けることで、パンデミックやトランプショックのような暴落時に冷静に買い増せた投資家は、その後大きなリターンを手にしています。

実践ポイント: 資金を「通常運用」と「有事の機会」に分けておき、マーケットが恐怖に支配されているときこそ投資する具体的なトリガーを事前に決めておく。

恐怖に打ち勝つには、事前の計画が必須です。まずはVIX指数についての勉強から。

2. 情報の非対称性を味方につける

誰もが同じ情報を追いかけていては、差別化は生まれません。ポートフォリオの15-20%を特定の専門分野(例:水関連インフラ、森林資源、特殊医療技術など)に配分してみる。

重要なのは、その分野については一般投資家より圧倒的に深い知識を獲得することです。業界紙の購読や専門家とのネットワーク構築、年に1-2回の業界展示会参加などを通じて、大手メディアが注目する前に投資機会を見つけ出すことが大切です。

実践ポイント: 自分が関心や知見を持てる特定分野を1-2つ選び、その領域については「誰よりも詳しくなる」という意識で情報収集してみる。

3. 1%の複利効果への異常なこだわり

「たった1%の差」を馬鹿にしてはいけません。年間リターンを1%でも改善するための工夫、特に税効率の最適化には異常なほどこだわっています。

確定申告を単なる義務ではなく「節税の機会」と捉え、NISA、iDeCoなどの非課税枠を100%活用することで、税引き後のリターンを最大化しています。

実践ポイント: 税効率の最適化だけで年間リターンの1-2%の差が生まれ、20-30年の複利効果で見ると資産額に驚くほどの差が出ます。

「普通の支出」を超えるライフスタイル戦略

1. 徹底的な価値優先支出

毎月の支出を一覧で眺め、満足度の低い支出は容赦なく削減してみる。そして、自分が最も価値を感じる3つの分野(例えば旅行、食事、読書)に予算の50%を集中させ、他は最小限に抑えるようにする。

普通に生きていると(この場合は、何も考えずに生きていると)「何となく」お金を使いがちですが、この「選択と集中」によって、同じ収入でも得られる満足度が全く違ってきます。

実践ポイント: 毎月、支出を一覧で眺め、前月の支出が自分の価値観に沿っていたかを検証してみましょう。

2. 収入源の創造的多様化

サラリーマンである私も力を入れているのが、収入源の多様化です。ブログを定期的に執筆したり、高配当株や優待銘柄に投資をしてキャッシュフローの支流の数、大きさを増やせるよう継続しています。

子育てサラリーマン家庭が「時間がない」というのは私もそうなので確かにそう言いたくもなりますが、テレビやSNSに費やす時間を減らして優先順位を変えるだけの話です。本業以外からの収入が総収入の20-30%を占めるようになれば、さらに投資に回せる資金も格段に増えていきます。

実践ポイント: まずは週5時間の「収入源開発タイム」を確保することから始め、キャッシュフローの支流を増やすことを意識しましょう。

3. 時間の質的最適化

「時間がお金」とよく言いますが、実は「質の高い時間の使い方」こそが資産形成の隠れた武器です。スマートフォンの使用時間を管理したり、年間読書計画を立て、各活動がどれだけの価値を生んでいるかを定期的に評価してみましょう。

同じ24時間でも、成長と充実感を得られる活動に時間を投資することで、結果的に収入や投資のスキルも向上していきます。

実践ポイント: スマホの画面表示時間を週単位で記録し、その時間が本当に価値を生んでいるかを厳しく問い直してみましょう。

また、タイムロックボックスにスマホを入れて、スマホを使えなくした時間を記録するのもオススメです。

その時間を自己投資に充てることで、30代40代でも自己成長を感じることができます。

自己成長なんて感じなくても良いよ、、、と思っている人は、少し待ってみてください。

自己成長というと意識高い系が思い浮かぶのかもしれないですが、要は自己効力感を得るということです。

昨日の自分より良くなっている自分。

中学高校生の頃、夢中で頑張っていた部活を思い浮かべると、今はそれが「学ぶこと」にただ置き換わっているだけのことです。

4. 20年先を見据えた自己投資

多くの人が目先のことだけに注力する中、「20年後の自分プロジェクト」として長期的視点での自己投資を続けてみる。

健康維持、専門知識の習得、価値観の合う人とのネットワーク構築など、すぐには見返りがなくても、長期的には最も高いリターンをもたらす活動に意識的に時間とお金を投資することが大切です。

実践ポイント: 「20年後の理想の自分」をできるだけ具体的に描き、そこからバックキャストして今すべきことを洗い出してみましょう。

何をするか悩む場合は、統計学を学び直してみるのはオススメです。

世の中の現象は様々な要因が絡み合って生じているため、統計的に物事を考えることができると仕事にも確実に役立ちます。

より実践的に統計学を学びたい人は統計検定を受けてみるというのもオススメです。

まとめ:差別化が生み出す複利効果

今回の差別化戦略は、一朝一夕に成果が出るものではありません。しかし、5年、10年と継続することで、複利効果により平均を大きく上回る結果をもたらします。

大切なのは、「みんなと同じことをしていたら、みんなと同じ結果しか得られない」という事実を受け入れ、勇気を持って「普通じゃない」選択をしていくことです。

投資も支出も、そして時間の使い方も、意識的に差別化することで、あなたの資産形成に大きな差が生まれるはずです。

-投資
-