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投資 節約

堅実にお金を貯めるために必要なこと - 月3万円の不労所得から始める「金のなる木」投資術

FIREという言葉が多くの人に広がり、徐々に資産形成を続けることに疲れてきた人もいるのではないでしょうか。

私自身、一時期ほどFIREに執着することも無くなってきたのですが、今回はリベ大両学長の動画の中で個人的に気に入っている動画の内容を改めて振り返ろうと思います。

「金のなる木」とは何か? - 大富豪の思考法

お金の使い道は4つしかない

大富豪たちは、稼いだお金の使い道を以下の4つに分類しています:

  1. 消費する - 日々の生活費、娯楽、浪費(お金が消えて終わり)
  2. 事業に投資する - 自分のビジネスを拡大(ハイリスク・ハイリターン)
  3. 銀行に預ける - 安全だが増えない(実質的に目減り)
  4. 資産を買う - お金を運んでくれる「金のなる木」を手に入れる ← これが正解!

「金のなる木」の正体

「金のなる木」とは、自分自身が働かなくても、毎月自動的にお金を運んできてくれる資産のことです。

具体例:

  • 株式投資(配当金) - 例:100万円分の高配当株を保有 → 年間4万円の配当(月約3,300円)
  • 不動産投資(家賃収入) - 例:ワンルームマンション1室 → 月5〜8万円の家賃収入
  • 投資信託(値上がり益+分配金) - 例:S&P500インデックスファンド → 年平均7%程度の成長

これらの資産は、自分が寝ている間も、遊んでいる間も、24時間365日休まず働き続けてくれます。

【実践編】堅実な資産形成の3ステップサイクル

ステップ1: しっかり働く(稼ぐ)- 種銭を作る

目標:毎月3〜5万円の投資資金を確保する

まずは投資の元手となる「種銭」が必要です。最初から大金は不要ですが、毎月コツコツ積み立てられる金額を確保することが大切です。

具体的なアクション:

  • 本業のスキルを磨き、昇給・昇格を目指す
  • 副業を始める(月3〜5万円程度で十分)
  • 転職でキャリアアップを図る

ステップ2: 浪費を止める(貯める)- 支出の最適化

目標:固定費を月2〜5万円削減する

稼ぐ力を上げても、支出がザルのように抜けていては意味がありません。特に「固定費」の見直しが重要です。

今すぐできる固定費削減リスト(一例):

項目従来見直し後削減額
通信費(スマホ)8,000円2,000円(格安SIM)-6,000円
保険(不要な保険)15,000円5,000円(必要最小限)-10,000円
サブスク未使用3,000円0円(解約)-3,000円
外食・コンビニ30,000円20,000円(自炊増)-10,000円
合計---29,000円/月

この削減分を投資に回せば、年間約35万円の投資資金が生まれます。

重要な考え方: 削減は「我慢」ではなく「最適化」です。満足度を下げずに、無駄だけを削ぎ落とすことが継続の秘訣です。

ステップ3: 「金のなる木」を買い続ける(増やす)- 複利の魔法

目標:毎月自動で資産を買い増す仕組みを作る

貯まったお金で、以下のような資産をコツコツ買い集めます。

初心者におすすめの「金のなる木」:

1. 米国株インデックスファンド(S&P500、全米株式など)

  • 月3万円の積立投資
  • 年平均リターン:約7%(過去実績)
  • 20年継続すると、元本720万円が約1,500万円に

2. 日本の高配当株

  • 配当利回り3〜5%の優良企業
  • 例:三菱UFJ、KDDI、オリックスなど
  • 100万円投資で年間3〜5万円の配当収入

3. 不動産投資(中級者以上)

  • 区分マンション、戸建て投資など
  • 家賃収入からローン返済後、月3〜5万円のキャッシュフロー

複利の威力を数字で実感:

毎月3万円を年利5%で運用した場合:

  • 5年後:約204万円(元本180万円)
  • 10年後:約465万円(元本360万円)
  • 20年後:約1,233万円(元本720万円)
  • 30年後:約2,497万円(元本1,080万円)

ポイントは「得た利益も再投資する」こと。気がつくと雪だるま式に資産が増えていきます。

人生を変える「投資脳」の作り方

消費脳 vs 投資脳 - あなたはどっち?

消費脳の人: 「この服、3万円か。まあいいや、買っちゃおう」 → 3万円が消えて、手元には古着が残る

投資脳の人: 「この3万円は、100万円の資産が生む年間配当(年利3%)と同じ価値。本当に必要?」 → 必要なものだけ買い、残りは資産購入へ

リセールバリューで考える習慣

買い物をする際、こう自問してみてください:

「この商品は、1年後にいくらで売れるだろうか?」

  • 価値が下がるもの(消費) - 服、家電、新車など → 必要最小限に
  • 価値が維持/上昇するもの(投資) - ロレックス、不動産、株式など → 積極的に

投資対効果で無駄遣いを撲滅

支出する前に、こう考える癖をつけましょう:

「この支出は、いくらの資産から生まれる年間収入に相当するか?」

計算式: 支出額 ÷ 想定利回り(例:4%) = 必要な資産額

例:

  • 月1万円のサブスク(年12万円) = 300万円の資産が必要(年利4%)
  • 週1回の外食3,000円(年15万円) = 375万円の資産が必要
  • 毎日のコンビニコーヒー150円(年5.4万円) = 135万円の資産が必要

この視点を持つと、「本当に価値ある支出か?」が見えてきます。

ゴールは「ストック」ではなく「フロー」

銀行残高よりも大切なもの

多くの人が目指すのは「銀行口座に1,000万円貯める」というストック目標です。

しかし、本当に目指すべきは...

「毎月いくら入ってくるか(フロー)」

なぜなら、ストックは使えば減りますが、フローは毎月補充されるからです。

経済的自由への3つのステージ

ステージ1:月3万円の不労所得

  • 生活は変わらないが、心理的な余裕が生まれる
  • ちょっとした贅沢ができる
  • 「資産が働いてくれている」実感が得られる

ステージ2:月10万円の不労所得

  • 生活費の一部をカバーできる
  • 仕事のプレッシャーが軽減される
  • 転職や独立の選択肢が広がる

ステージ3:不労所得 > 生活費(経済的自由)

  • 働かなくても生活できる
  • 好きな仕事だけを選べる
  • 時間とお金の両方が手に入る

さいごに:完璧を目指さず、今日から始めよう

「もっと勉強してから...」 「もう少し貯金が増えてから...」

そう思っているうちに、時間だけが過ぎていきます。

投資で最も大切なのは「時間」です。完璧なタイミングを待つことではなく、不完全でも今日一歩踏み出すことから始まります。

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