新しい生活への期待を胸に飛び込んだ新卒時代。初めて手にした給料は、未来への希望に満ち溢れていました。
しかし、時が経ち、経験を重ねるうちに、お金との付き合い方も変化してきたのではないでしょうか。
私自身の新卒時代から現在に至るまでのお金の管理と感覚の変化、貯金や投資への意識など、新卒からのマネー事情について書いていきたいと思います。
新卒時代のキラキラと現実
初めて給料を手にした日の、あの胸の高鳴りを、皆さんは覚えていますか?
初めて目にする金額に、胸がいっぱいになったのを、昨日のことのように思い出します。
「これで何をしよう? どこへ行こう?」
少し高価な革靴を買ったり、旅行の計画を立てたり…。未来は輝いて見えました。
でも、現実は少し違います。
自動車ローンを組んで中古車を購入。
家賃、光熱費、食費、自動車ローン、ガソリン・高速代…一つ一つはそこまで大きな出費でなくとも想像以上に出ていくお金の多さに、少し戸惑いました。
初めての給料、ボーナスは、あっという間に消えていきます。
計画性のない使い方をして、後で少し後悔した経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
そんな初めての経験を通して、少しずつ大人になっていきます。
変化するお金の価値観
社会人として経験を重ねるうちに、お金に対する価値観も変化していきます。
新卒の頃に読んだホリエモンこと堀江貴文氏の「あり金は全部使え」。
内容を読み違えていたのか、自己投資という名の下に、今思うと無駄な出費も数多くしてたんだと思います。
先日、久しぶりに本棚で見かけたので、また読んでみようかな、、、笑
ちょうど新卒3年目くらいの頃に読んだ「金持ち父さん貧乏父さん」。
この本をきっかけに資産と負債の違いを知れたことが後々の役に立ったのだと思います。
将来のために貯金をすること、自分の代わりに働いてくれる資産を買うこと、大切な人との思い出を作るためにお金を使うこと。
お金の意味は、人それぞれ違っていて、正解はありません。
大切なのは、周りと比較して一喜一憂するのではなく、自分自身の価値観に基づいてお金を使うことに焦点を当てられ始めたのが良かったのかなと思います。
賢くお金と付き合うために
では、どうすれば賢くお金と付き合えるのでしょうか?
まずは、自分の収入と支出を把握することから始めます。
家計簿アプリやエクセルなどを活用して、お金の流れを可視化することで、無駄な支出を見つけることができます。
また、貯金と投資は、将来の自分への大切なプレゼントです。
少額からでも良いので、無理のない範囲で始めることをお勧めします。
貯金は、万が一の時の備えとなり、心の安定にも繋がります。
投資は、将来の資産形成に役立ちます。
そして、何よりも大切なのは、後悔しないお金の使い方をすることです。
衝動買いをする前に、本当に必要なものなのかをよく考えること。
自分にとって本当に価値のあるものにお金を使うことで、満足感と幸福感を得られるはずです。
また、定期的に断捨離をすることで自分にはどんなものが不要で、どんなものなら満足するのか、何となく理解できるようになってくるので、お金の使い方も上手くなっていきます。
さいごに
新卒という希望に満ちたスタートから、社会の荒波を乗り越え、経験を積み重ねていく中で、時事刻々とお金との付き合い方は変化していきます。
初めて手にした給料の高揚感。お金の使い方をミスってしまい、時には後悔を経験することも。
しかし、それらの経験を通して「お金」というものに対する自分らしい価値観を育てていくことができます。
大切なのは、周りの価値観に流されることなく、自分にとって大切なものを見極めることです。
日々の家計を丁寧に管理し、貯蓄や投資を継続して、自分らしい豊かな人生にしたいと思います。