投資をしていると、日本個別株や米国個別株に投資するか、それとも投資信託を選ぶか非常に悩みます。
多くの人が、日本や米国の個別株を選ぶ理由として、成長性やリターンの期待を挙げますが、実際には、投資信託の方が運用成績が良いという結果が出ていることもあります。
何より私自身、気がつくと投資信託の方が良い運用結果になっていました。
この記事では、私自身の投資ポートフォリオの運用成績と、なぜ投資信託が個別株よりも良い成績を収めるのかの理由について書いていきます。
1. 日本個別株や米国個別株の魅力と限界
私の現在のポートフォリオはこちら。
それぞれ60%:国内株式、15%:米国株式、25%:投資信託の割合です。
つみたてNISAは旧つみたてNISAから設定を変えておらず、年間40万円を全世界株式インデックスにコツコツと積み立てており、余裕資金で国内の高配当株、優待株投資をしている投資スタイルです。
個別株のメリット
日本個別株や米国個別株は、その企業に直接投資することで、企業の成長や業績に応じた株価上昇を狙うことができます。
特に、急成長している企業や、業界リーダー的存在の株を保有していれば、株価が短期間で大きく上昇することもあります。
また、高配当株の場合、定期的に配当金を得ることができる点も魅力です。
個別株のリスク
しかし、個別株にはリスクもあります。
特定の企業に集中して投資することで、その企業が業績悪化した場合に大きなダメージを受ける可能性があるため、リスク分散が十分でないことがあります。
また、経済全体の動向や政策、為替変動など外部要因によって株価が大きく変動することもあり、個別株に依存する投資は不安定になりやすいです。
2. 投資信託の運用成績が良い理由
投資経験は5年ほどですが、今の運用状況はこちら。
思考停止で積立続けている投資信託が運用成績が一番良いという結果に、、、
やはり素人がする個別株よりもプロが運用するインデックスファンドの方が成績が良いですね笑
分散投資によるリスク軽減
投資信託は、複数の銘柄に分散して投資するため、リスクを抑えることができます。
私の経験でも、日本株や米国株に直接投資するよりも、全世界株式インデックスファンドのような投資信託がリターンをしっかりと確保できています。
具体的には、私の場合、投資信託の運用成績が138.23%と非常に高く、個別株(日本株117.52%、米国株116.71%)を上回る結果が出ています。
プロの運用による安定性
投資信託は、プロのファンドマネージャーが運用しているため、個人投資家が株を選んで売買するよりも、より専門的な判断に基づいた運用が行われます。
市場の変動に対しても、迅速に対応し、適切なリバランスを行うことができます。
また、投資信託にはさまざまなタイプがあり、株式、債券、不動産など幅広い資産に投資できるため、より分散されたポートフォリオを構築することが可能です。
長期的な視点での運用
投資信託のもう一つの強みは、長期的な視点で運用されることです。
短期的な利益を追い求めるのではなく、時間をかけて資産を増やしていくことが目的となっているため、市場の一時的な変動に惑わされにくいのが特徴です。
直近、8月に大きな下落がありましたが、長期投資目線なら気にすることはなかったですね笑
3. ポートフォリオの最適化
日本個別株と投資信託のバランス
私は現在、ポートフォリオの半分以上を日本個別株(約60%)に投資しつつ、投資信託(全世界株式インデックスファンド)を積み立てています。
高配当株や株主優待といった日本の個別株の魅力を享受しつつ、投資信託で世界経済全体の成長に乗るという作戦です。
投資信託の買い増し戦略
投資信託は、ドルコスト平均法を使って積み立てを続けることで、株価の変動によるリスクを抑えながら長期的に資産を増やすことができます。
世界的な経済成長を取り込む全世界株式インデックスファンドは、安定した運用成績が期待できるため、今後も引き続き積み立てていく予定です。
インド株が成長しているとか、やっぱり米国が強いとか、その他の新興国が来ているとか、、、一つひとつ気にするのはしんどいので、全世界株のインデックスファンドにしています!
まとめ
投資信託が個別株よりも優れた運用成績を収めている背景には、分散投資の効果やプロの運用によるものが大きいと思います。
個別株投資も魅力的ですが、投資信託を組み合わせることで、リスクを抑えつつ安定した成長を期待することが可能です。
高配当で株主優待がある銘柄が個人的には好きなので、今後の投資戦略においても個別株と投資信託のバランスを見極めながらポートフォリオを最適化しようと思います。