「育児って、なんでこんなに大変なんだろう?」
2歳の子どもを育てながら毎日そう思っていた時にたまたまYouTubeで見かけた「育児の方程式」がそんな悩みを解決してくれました。
この方程式を使って我が家の状況を分析し、具体的な対策を立ててみたので、今回はその内容について書きたいと思います。
「育児の方程式」とは?
まず、この興味深い方程式をご紹介しましょう。
育児の大変さ = (子どもの手のかかり具合 + 家事の手のかかり具合 + 仕事の手のかかり具合) ÷ 投入コスト
※投入コスト = 投入可能な時間・お金・人手
この方程式が示すのは、育児の負担感を軽減するには以下の2つのアプローチがあるということです:
- 分子を小さくする:各項目の負荷を減らす
- 分母を大きくする:投入できるリソースを増やす
我が家の現状分析
続いて我が家の現状について改めて考えてみることに。
子どもの手のかかり具合【★★★★★】
- 2歳児の絶賛イヤイヤ期真っ只中
- いまだに夜泣きが続いている
- ご飯を全然食べてくれない
- 部屋を散らかしまくる
正直、これ以上ないくらい手がかかる状態です。
家事の手のかかり具合【★★☆☆☆】
実は我が家、時短家電には積極的に投資してきました:
- 乾燥機付き洗濯機
- 食洗機
- ルンバ
- その他時短家電一式
それでも残る負担は:
- 洗濯物を畳んでしまう作業
- 毎日の料理
仕事の手のかかり具合【★★★★☆】
- 妻:専業主婦
- 夫(私):典型的な社畜、平日は遅い帰宅
- 平日の家事育児はほぼ妻任せ
投入コスト【★★☆☆☆】
- 近くに頼れる親戚なし
- 基本的に夫婦二人だけで全てをこなす状況
- お金はあっても、時間と人手が圧倒的に不足
方程式から見えた解決策
現状分析の結果、調整の余地があるのは:
- 家事の負担をさらに減らす
- お金をかけて人手を増やす
この2点でした。
子どもの手のかかり具合は成長と共に変わるものなので、短期的な調整は困難。仕事も簡単には変えられません。
我が家が選んだ戦略:認可外子ども園の利用
悩んだ末、我が家は「お金をかけて人手を増やす」戦略を選択しました。
具体的には、家の近くの認可外子ども園に預けることを視野に入れることに。
なぜ認可外を選んだのか
- 認可保育園は空きがない
- すぐに利用開始できる
- 時間の融通が利きやすい
正直な気持ち:割高で悔しい
認可外保育園の費用は確かに高額です。正直「割高で悔しい」という気持ちもあります。
でも、方程式で冷静に分析した結果、これが我が家にとって最も効果的な投資だと判断しました。
我が家に必要なのは人手です。
ちょうど近所に認可外の子ども園があり、幼稚園に入れるまでの約一年半の間は出費が痛いところですが、育児負担を減らすことにします。
期待される効果
妻への効果
- 日中数時間の自由時間確保
- 家事に集中できる時間の創出
- 精神的な余裕の回復
子どもへの効果
- 同年代の子どもとの交流
- 規則正しい生活リズムの習得
- 社会性の発達
家族全体への効果
- 妻の精神的余裕が家庭の雰囲気を改善
- 夫婦の会話時間の増加
- 育児ストレスの軽減
まとめ:データドリブンな育児のススメ
「育児の方程式」を使った分析は、感情的になりがちな育児の悩みを客観視するのに役立ちました。
重要なのは:
- 現状を正確に把握すること
- 調整可能な要素を見極めること
- 投資すべきポイントを明確にすること
もちろん、育児には数式では表せない感情的な側面もたくさんあります。でも、こうした論理的なアプローチも時には必要だと実感しています。
同じような状況で悩んでいる方の参考になれば幸いです。