こんにちは。
今日は妻を友人宅へ送って行った後、待ち時間ができたので前々から気になっていた「チーズはどこへ消えた?」を近くの本屋さんで購入し早速読んでみることに。
自分の生活・人生と対比しながら読んでみるととても学びになったので、私が特に気に入った名言をまとめてみました。
「チーズはどこへ消えた?」のあらすじ
まずはじめに、本書の概要を簡単にご紹介したいと思います。
この物語に登場するのはネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーの2匹と2人。
この2匹と2人は「迷路」の中に住んでいて、「チーズ」を探しています。
ちなみに「迷路」も「チーズ」も文字通りの意味だけではなく、別の意味があるのです。
「チーズ」とは・・・
私たちが人生で求めるもの。仕事や家族、財産、健康、精神的な安定・・・等々の象徴。
「迷路」とは・・・
チーズを追い求める場所。会社、地域社会、家庭・・・等々の象徴。
94ページという薄い本の中で一見シンプルな物語が描かれていますが、状況の急激な変化にどう対応するべきかを学ぶ深い内容が込められています。
一度だけでなく、自分の状況の変化に合わせて何度も読むことで何度も学びが得られること間違いなしだと感じました。
「チーズはどこへ消えた?」の名言・フレーズまとめ
学びになった名言と私の感想をまとめます。
その物語のおかげで、変化に対する見方が変わったんだ ー 変化とは何かを失うことだと思っていたのが、何かを得ることなのだ、とね。
私自身、今年部署異動を経験しました。
上司から異動を打診された時はうまくやっていけるかどうか不安に感じ、できれば異動したくないとさえ思いましたが、このフレーズを読んで変化はチャンスだと気が付きました。
新しいことにつねに挑戦することで食いっぱぐれることはないだろうという気がしてきます。
異動させてくれた(新しい経験をさせてくれる)上司に感謝をするようになりました。
ところが、ある朝、行ってみるとチーズがなくなっていた。
二匹は驚かなかった。
置いてあるチーズが毎日、だんだん少なくなっているのに気づいていたので、いずれなくなるだろうと覚悟していたし、どうすればいいのかは本能でわかっていたのだ。
毎日、思考停止で働くのではなく、変化を感じ取ることが大切。
うっすら感じるのではなく、データで整理してまとめておく。
いまになってわかるのは、何が起きているのかを注意して見ていたら、変化に備えていたら、あんなに驚くことはなかっただろうをいうことだ。
きっとスニッフとスカリーはそうしていたのだ。
時代の変化に敏感に。
情報が降りて来るのを待つのではなく、自分から取りに行く。
前進することに関しては、仲間のネズミたちのスニッフとスカリーから有益なことを学んだ。
彼らにとって、人生はつねに単純だ。
事態をどこまでも分析しようとして、物語を複雑にしたりはしなかった。
状況が変わってチーズがどこかへ消えてしまうと、自分たちも変わってチーズを探しに出かけたのだ。
PDCAを回すように心がけてきましたが、変化の激しい時代にはP(計画)を練るよりも先にD(行動)をした方が良いのかもしれない。
もっとシンプルに考える。
- 変化は起きる・・・チーズはつねにもっていかれ、消える
- 変化を予期せよ・・・チーズが消えることに備えよ
- 変化を探知せよ・・・つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく
- 変化に素早く適応せよ・・・古いチーズを早くあきらめればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる
- 変わろう・・・チーズと一緒に前進しよう
- 変化を楽しもう!・・・冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!
- 進んですばやく変わり再びそれを楽しもう・・・チーズはつねにもっていかれる
今うまく行っていたとしても、ずっと同じままではそのうちうまくいかなくなる。
変化を喜んで歓迎する。
現状維持は退化と同じ。なぜなら時代はつねに進んでいるから。
社会人になっても学び続ける。
仕事に慣れてきた30代だからこそ新しいことを学んだり、20代の若い後輩と話してお互いに教え教えられるような関係をつくる。
まとめ
本書を読んで、仕事にも慣れてきた30代サラリーマンの私にぴったりな内容だと感じました。
人生100年時代なので、がむしゃらに働いた20代30代もあれば、変化がなくなってきたと感じるタイミングがあるかと思います。
自分が変化がなくなってきたと感じても、気がついていないだけで周りはつねに変化しているので、改めて自分の人生を振り返るきっかけの本になりました。
20年以上読み継がれている世界的大ベストセラーの一冊なので、「チーズはどこへ消えた?」に興味を持った人はぜひ一読することをオススメします!
それでは今日はこの辺で。
ではまた!