先日久しぶりに会った高校時代の後輩とご飯を食べに行きました。
居酒屋で飲み食いしながら昔話や近況についてワイワイと話し、やはり旧友は良いもんだなあと思ったものです。
その後輩は業界で最大手のメーカーで働いており、旧帝大(要は高学歴です)卒なので頭もよく、給料もメーカー平均よりも高い給料をもらっています。
ただ、話を聞いている限りお金には苦労しているようでした。。。
収入が多くても支出も多いとお金は貯まらない
久しぶりに会ったので「こんな感じだったっけな」とは思いつつ、腕にはブレスレット、手には数個のリングと外見にはこだわっているように見えました。
もう時期ボーナスが近いねとの話にもなりましたが、後輩曰く車の車検や新しいタイヤの購入、海外旅行、、、
とにかく出費が重なり、ボーナスを使い切るストーリーが完全に出来上がっていました。
出費大丈夫かなと心配になりましたが、案の定、親に借金をしたそうで、挙げ句「うちの会社は給料が少ないから」とぼやいていました。
やはり高い給料をもらっていても、収入の範囲内で生活しなければすぐにお金は無くなってしまいます。
「貯金 = 収入 - 支出」
とてもシンプルな数式です。
貯金を増やそうと思えば収入を増やすか支出を減らすかのどちらかです。
会社員が収入を増やすには昇進や昇給などどうしても時間がかかってしまうので、支出を減らすのが貯金を増やす手っ取り早い方法だと思います。
クレジットカードで後払いすることでなんでも買える分、月々の支出のマイナス分をボーナスで賄う、というのも意外とやってしまうことなのかもしれません。
お金の勉強をしないとお金は貯まらない
頭が良くて大企業勤務でも、支出が多いとお金が貯まらないことが実感として分かりました。
お金の勉強は学校では教えてくれません。
お金の勉強を通して、お金に関する価値観を醸成し、お金はどうやったら貯めるか普段から考えていないとお金は増えないのですね。
大企業で働いている人の方が見栄やマウントに晒される機会も多そうなので、案外給料は高くても車のローンなどで貯金は多くない人も多いのかもしれませんね。
経験値を増やす支出は人生を豊かにするために必要
キャッシュはあると心が落ち着きますが、お金は使ってこそ価値を生みます。
ベストセラー「DIE WITH ZERO」の中で、著者は一刻も早く経験にお金を使うことを説いています。
もちろん毎日スタバでコーヒーを買うことが良いお金の使い方ではありません。
旅行は特に良いお金の使い方になり得ます。
なぜなら旅行での思い出はその後何年か経ってからも思い出すことができるからです。
複利を生むような経験にお金を使うことが良いお金の使い方だと言うことができそうです。
つまり支出をできるだけ減らすのではなく、適度にお金を経験に変えていく。
支出の最適化をすることが大切です。
やりたいことを年初に決めて、その分の予算は予め確保しておく。
あとは倹約に励むことで経験もお金も手に入るのではないでしょうか。