本日2024年7月11日時点、株式会社MonotaRO（モノタロウ）の株価が前日比13.48%高の2,092.50円と急騰し、年初来高値を更新しました。
一時2,138.50円の高値を付けたことも驚きです。
株価急騰の背景
今回の株価急騰の背景には、以下の要因が考えられます。
1. 好調な決算発表
昨日発表された2024年3月期第1四半期決算は、売上高、営業利益ともに市場予想を上回ったことが挙げられます。
製造業を中心に幅広い業界に顧客基盤を持つこと、そして独自のプラットフォームによる効率的な物流システムが、コロナ禍でも安定した業績を支えていることが評価されたと考えられます。
そういえば学生時代、研究室で定期的にモノタロウで消耗品の発注をしていた記憶がありますね。
2. 国内景気の回復期待
製造業を中心に国内景気が回復基調にあるとの見方が広がり、モノタロウの主要顧客である中小製造業の業績改善期待が高まっています。
政府の経済対策や企業の設備投資意欲の高まりなどが追い風となり、モノタロウの業績拡大に期待する投資家が増えているようです。
インドやベトナムなど、中国から他のアジア圏の国々に工場を構える企業も増えているので、その設備投資の影響もあるのでしょうか。
3. 円安による輸出企業の業績改善期待
足元の円安傾向は、輸出企業の業績を押し上げる要因となります。
モノタロウの顧客には輸出関連企業も多く、円安による恩恵を受けることで、間接的にモノタロウの業績にもプラスの影響が及ぶと予想されています。
4. 空売り筋の買い戻し
株価が上昇する局面では、空売りをしていた投資家が損失を回避するために買い戻しを行う動きが見られます。
今回のモノタロウの株価急騰においても、こうした空売りの買い戻しが株価をさらに押し上げた可能性が指摘されています。
まとめ
モノタロウの株価急騰は、同社の成長性と将来性に対する市場の期待を反映した結果です。
好調な決算発表、国内景気の回復期待、円安による輸出企業の業績改善期待、空売り筋の買い戻しなどが複合的に作用し、株価を押し上げたと考えられます。
今後の見通しについては、国内景気の回復や円安傾向が続く限り、モノタロウの業績はさらに拡大する可能性があります。
個人的には優待欲しさで100株保有しているので、短期的な株価の変動は気にしないようにしています！
