「専業主婦なのに保育園?」そんな声が聞こえてきそうですが、第二子妊娠を機に下の子をこども園に預けることにしました。月5万円という出費に正直悩みましたが、実際に通わせてみると…子どもの成長ぶりに驚かされています。
今回は、金銭的な負担と向き合いながらも「アウトソーシング」を選んだ我が家の体験談をお話しします。同じような状況で悩んでいるパパママの参考になれば嬉しいです。
なぜ専業主婦なのにこども園?背景にあった「切実な事情」
第二子出産への不安
11月に第二子が生まれる予定の我が家。上の子は2歳4ヶ月で、まさに「イヤイヤ期真っ盛り」です。
正直に言うと、新生児のお世話をしながら2歳児の相手をするのは、想像するだけで気が遠くなりました。
頼れる身内がいない現実
「実家に頼れば?」そう思う方もいるかもしれません。でも我が家の場合、近くに頼れる身内がいません。
- 妻の母が早くに亡くなっているため、妻側のお母さんに頼れない
- 私の実家は県外なので車で4時間ほどかかる
- 私が平日21~22時頃まで働いているので、平日は育児ができない
この状況で第二子を迎えるのは、正直不安でした。
妻の心身の負担を考えた決断
一番の決め手は、妻の心身の健康でした。
妊娠中から産後まで、ワンオペ育児で2歳児の相手をするのは限界があります。「お金で解決できるなら、それが最善策だ」と夫婦で話し合いました。
月5万円の現実と向き合う
家計への重い負担
専業主婦家庭での月5万円は、正直キツいです。
- 子供が幼稚園に入るまでの1年半で約90万円の出費
- 他の支出を見直す必要あり
でも「やっぱりキャッシュは王道」
それでも現金で支払えるのは、ありがたいことでした。
「今使えるお金があるうちに、必要な投資をする」
これが我が家の判断でした。
通い始めて感じた「予想外の成長」
言葉の爆発的な増加
園に通い始めて1ヶ月。一番驚いたのは言葉の急激な成長です。
Before(園に通う前)
- 単語中心の会話
- 「ママ、パパ」レベル
After(園に通い始めて)
- 二語文が急増
- 新しい単語を覚えて帰ってくる
息子は他の子と比べると発語が遅い方なのですが、それでも少しずつ話せる単語が増えてきたように思います。
生活リズムの安定
園のスケジュールのおかげで、生活リズムも整いました。
- 朝の準備がスムーズに
- お昼寝の時間が一定に
- 夜も早く寝るように
妻の変化も大きかった
心の余裕が生まれた
「一人の時間」ができたことで、妻にも変化が。長男が生まれてからほとんどひとり時間がなかった妻ですが、ようやく1人で過ごす時間ができました。
- 家事を丁寧にこなせるように
- 妊婦検診もゆっくり受けられる
- 読書やお茶の時間も確保
家のことをしていたらすぐお迎えに行く時間になるようですが、それでも以前よりは確実にリラックスできる時間が増えているようです。
子どもと向き合う質が向上
皮肉なことに、離れている時間があるからこそ、一緒にいる時間の質も上がったようです。
- イライラすることが減った
- 子どもの話をじっくり聞けるように
- 遊びにも集中して付き合える
「お金 vs 家族の幸せ」で学んだこと
投資すべきポイントを見極める
今回の経験で学んだのは、「何にお金を使うか」の判断基準の大切さです。
✅ 投資すべき支出
- 家族の健康と安心
- 子どもの成長に繋がること
- 長期的な効果が期待できること
❌ 見直すべき支出
- 見栄や体裁のための出費
- 使わないサブスクリプション
- 衝動的な買い物
アウトソーシングへの価値観が変化
「自分でやらなければ」という思い込みから解放されました。
プロに任せることで、子どもも成長できる。
我が家の場合、自分たちで全部こなすことを諦めて人に頼ることでしんどい時期を乗り切ろうと思います!
まとめ:90万円の価値はあるか?
結論から言うと、「あり」です。もちろん、90万円はなかなか高いんですが、、、
得られたもの
- 子どもの成長
- 妻の心身の健康
- 家族全体の生活の質向上
- 第二子を迎える準備時間
今後も続ける理由
幼稚園入園まであと1年半。家計は厳しいですが、ワンオペ育児脱却の優先度の方が高いです。