「また今月もクレカの請求が…」
そんなため息をつきながら明細を眺めていませんか?
私が実践しているのは、メルカリの売上金を「コーヒー代専用の財布」にする方法です。 口座からの引き落としもクレカの支払いも増やさずに、罪悪感なく好きなコーヒーを楽しめる。この小さな仕組みが、私の日常をちょっと豊かにしてくれています。
なぜ「メルカリ売上→コーヒー代」なのか?
節約疲れしていた私
正直に言うと、節約生活に疲れつつありました。
会社にはマイタンブラーを持参して、コツコツ節約。それ自体は悪くありません。でも、たまに「今日はちょっと疲れたな…売店でコーヒー買いたいな」って思う日、ありますよね。
そんなとき、心の中でこんな声が聞こえてくるんです。
「でも、また出費が増えちゃう」
「節約してるのに意味ないじゃん」
まるで、自分で自分を監視しているような窮屈さ。
節約って、ガソリンなしで車を走らせ続けるようなもので、どこかで息切れしてしまうんですよね。
「臨時収入」を使えば、罪悪感がない
そこで思いついたのが、メルカリの売上金をコーヒー代に充てるというルールでした。
不用品を売ったお金は、いわば「予定外の収入」です。家計の中でもともと計算に入っていないお金だからこそ、使っても痛くない。
- ❌ クレカ払い→「また来月の請求が…」
- ❌ 現金払い→「財布の中身が減る…」
- ⭕ メルカリ売上払い→「臨時収入で楽しむ♪」
この違い、めちゃくちゃ大きいです。
同じコーヒー1杯でも、支払い方法が変わるだけで、心の軽さが全然違う。これは家計管理における「心理的な余白」です。
私の実践ルール|シンプルだから続く
ルール①:基本はタンブラー持参
もちろん、毎日売店で買っていたら、メルカリの売上なんてすぐに尽きてしまいます。
だから基本は自宅でインスタントコーヒーをタンブラーに入れて持参。これがベースラインです。
ルール②:「たまに」の贅沢はメルカリ売上から
ただ、そんな日ばかりじゃ疲れてしまう。
- 仕事でちょっと疲れた日
- 朝バタバタして準備できなかった日
- なんとなく気分を変えたい日
そんな日は、売店でコーヒーを買ってもいい。 ただし、支払いはメルカリの売上残高から。
このルールがあるだけで、「今日はコーヒー買っちゃおうかな」が、ちょっとした自分へのご褒美になります。
ルール③:売上がなくなったら、また不用品を探す
メルカリの残高がゼロになったら?
そしたら、また家の中を見渡して、使っていないものを探します。
- 読まなくなった本
- ここ1年着ていない服
- 使わなくなったガジェット
意外とあるんですよね、「いつか使うかも」と思ってずっと置いてあるもの。
部屋も片付くし、コーヒー代も手に入る。一石二鳥です。
このやり方が「続く」理由
①口座・クレカに影響しない安心感
家計管理で一番大事なのは、「予算内に収める」ことです。
メルカリ売上という別財布を持つことで、固定費や変動費とは完全に切り離された「遊び枠」 が生まれます。
これは、まるでゲームのスタミナ制のようなもの。本編のライフ(口座残高)を削らずに、イベント報酬(メルカリ売上)で楽しむ。だから、安心して使えます。
②完璧を目指さない柔軟さ
節約って、100点満点を目指すとしんどくなります。
「毎日タンブラー!絶対買わない!」なんてルールを作ったら、息苦しくて続かない。
でも、「たまには売店で買ってもいい」という余白 があるだけで、心がラクになる。
これは、マラソンで言えば「給水ポイント」みたいなものです。完走するためには、途中で水を飲む必要がある。コーヒー代も同じで、たまに自分を甘やかす時間があるからこそ、長く続けられるんです。
③「不用品→小さな幸せ」のサイクルが楽しい
このやり方の面白いところは、物を手放すことが、自分へのご褒美につながる という循環です。
- 不用品を売る→メルカリ売上が貯まる→コーヒーを楽しめる→また売るものを探す
このサイクルが回り始めると、「これ、もう使ってないな」と気づくのが楽しくなってきます。
断捨離のモチベーションにもなるし、部屋もスッキリする。良い感じのサイクルです。
「そんな日もあって良い」と思える心の余裕
私がこのやり方で一番大切にしているのは、「そんな日もあって良い」と自分を許すこと です。
節約や家計管理って、ついつい自分を追い込みがちです。
「今月は使いすぎた」
「また無駄遣いしちゃった」
でも、人生って毎日が完璧なわけじゃない。疲れる日もあれば、ちょっと自分を甘やかしたい日もある。
その「揺らぎ」を許せる仕組みを作ること。それが、長く続けられる家計管理のコツだと思います。
まとめ|小さな仕組みで、毎日をちょっと豊かに
- メルカリの売上金を「コーヒー代専用の財布」にする
- 基本はタンブラー、たまに売店で買うのもOK
- 口座・クレカに影響しないから、罪悪感ゼロ
- 不用品が片付いて、コーヒーブレイクができる好循環
クレカの支払いは増やさない。ただそれだけ。
でも、この「ただそれだけ」を守るために、自分を苦しめる必要はありません。
メルカリ売上という小さな財布が、日常にちょっとした余裕と楽しみをくれるかもしれません。