「はああ……」
思わず、そんな深いため息が出てしまいました。 皆さんはもう、このお知らせを見ましたか?

一見すると「お好きなお飲み物をお好きなだけ」というキラキラした言葉が並んでいますが、これは……
「改悪」ですよね?(涙)
今回は、2025年10月29日(水)から変更となったイオンラウンジの新ルールについて、なぜこれが「改悪」と感じてしまうのか、その理由をまとめたいとおもいます。
結論:何が変わるの?
今回の変更点をざっくりまとめるとこうなります。
- 【変更前】 ペットボトルや缶を受け取る(1人1本)
- 【変更後】 ドリンクバー形式のセルフサービス飲み放題
- 【悲報】 「持ち帰り」が事実上の禁止へ
詳しく見ていきましょう。
「飲み放題」という名の罠
お知らせにはこうあります。
「お時間内であればお好きなお飲み物をお好きなだけお楽しみいただけるセルフサービス方式に変更いたします」
これを聞いて、「わーい!たくさん飲める!」と喜ぶ人は、正直少ないのではないでしょうか。
なぜなら、イオンラウンジの利用時間は原則30分(多くの店舗)。 この短い時間の中で、ジュースやコーヒーを何杯もガブガブ飲みたいですか?という話です。
- 買い物で疲れて、ちょっと一息つきたい。
- 静かな場所で喉を潤したい。
それだけなら、1~2杯で十分です。「お好きなだけ」と言われても、そんなに飲めません……。
最大のデメリット「持ち帰りができない」
これです。これが一番痛い。
コロナ禍以降のスタイルだった「ペットボトル・缶の手渡し」は、実はめちゃくちゃ優秀でした。
- その場で飲みきらなくていい
- 買い物の続きをしながら飲める
- 好きなタイミングでゆっくり飲める
この「気軽さ」が最高だったのに、セルフサービス(=紙コップ等のドリンクサーバー)に戻るということは、「ラウンジ内で飲み干さなければならない」ということです。
飲み残しを持ち歩くわけにもいきませんし、衛生上の観点からもカップの持ち出しはNGになるでしょう。缶コーヒーをもらって会社で飲んでいた私としてはそれができなくなったので辛いです。
くつろぎ時間の減少と手間の増加
さらに気になるのがこの一文。
「予約・チェックイン可能時間を変更させていただきます」
これはおそらく、「時間管理を厳しくしますよ」というサインです。 セルフサービスになると人の動きが活発になり、滞在時間が伸びがちになるのを防ぐためでしょう。
- 自分で注ぎに行く手間が増える
- マシンの前で並ぶかもしれない
- 終了時間を気にしながら急いで飲む
あれ? これって本当に「ラウンジ(休憩室)」なんでしょうか? なんだか慌ただしい未来しか見えません。
まとめ:元に戻ったようで、実は不便に
「コロナ前のスタイルに戻っただけ」と言われればそれまでですが、一度「ペットボトル提供の便利さ」を知ってしまった私たちにとって、今回の変更はやはり残念と言わざるを得ません。
「飲み放題なんていらないから、1本の野菜ジュースを持ち帰らせてくれ!」
これが、多くのイオンラウンジ会員の心の叫びではないでしょうか。
株主が増えてラウンジのドリンクにかかる費用も増えたのか、決められた本数よりも多く持ち帰る利用者がいて改悪せざるを得なかったのか、今回の変更は残念ですが仕方がないですね。