iPhoneを使っていると、バックグラウンドにたくさんのアプリが溜まっていることがありますよね。
会社に出社した時、SNSなどのアプリが誤操作で立ち上がって勝手に音声が流れるみたいなことがあると嫌なので、「一気に閉じられたら楽なのに…」と思ったことがあります。
結論:一括で閉じる公式機能はない
調べてみると、残念ながらiPhoneにはアプリを一括で閉じる公式機能は用意されていないようです。
手動で一つずつスワイプして閉じるのが、現状では唯一の方法となっています。
少しでも効率化する裏技
完全な一括操作はできませんが、少しだけ効率を上げる方法があります。
複数の指で同時にスワイプ
2本指や3本指を使って、同時に複数のアプリを上にスワイプすると、2〜3個のアプリを同時に閉じることができます。ただし、指のタイミングを合わせないといけないので、慣れが必要です。
実はアプリを閉じる必要はない?
ここで意外な事実をお伝えします。Appleの公式見解によると、実はアプリを強制終了する必要はほとんどないとされています。
iOSの優れたメモリ管理
iOSは自動的にメモリ管理を行っており、バックグラウンドにあるアプリはほとんどリソースを消費していません。システムが必要に応じて自動的にメモリを解放してくれるため、ユーザーが手動で管理する必要がないのです。
むしろバッテリーを消費することも
頻繁に使うアプリを毎回閉じてしまうと、次回起動時にアプリを一から立ち上げ直す必要があるため、かえって多くのバッテリーを消費してしまうことがあるみたいです。
アプリを閉じた方がいいケース
とはいえ、以下のような場合はアプリを閉じることが有効です。
- アプリが固まったり、動作がおかしくなった時 不具合が起きた際は、一度アプリを終了させて再起動することで解決することがあります。
- 気持ち的にすっきりさせたい時 機能的には必要なくても、画面がごちゃごちゃしているのが気になる方は、定期的に整理するのも良いでしょう。
まとめ
iPhoneでアプリを一括で閉じる公式機能はありませんが、複数の指を使えば少しだけ効率化できます。
アプリの動作に問題がある時や、気分的にすっきりさせたい時に限定して閉じると良いと思います。