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旅行

深夜特急を読んで旅に出たくなった件

2023年3月26日

週末に久しぶりに小説を読みました。

読んだ本は沢木耕太郎さんの「深夜特急3 インド・ネパール」。

この本を読もうと思ったきっかけは、会社で現場のお偉いさんと喋ったことがでした。

その方とお会いしたのが初めてだったので簡単な自己紹介とインドに仕事で行った経験を話すと、

「僕もね〜深夜特急を読んでインドに行きたいな〜と思っていたんですよ」

「カースト制度って感じましたか?インドでは肌の色の濃さと身なりは関係するんですよね??」

深夜特急で得た知識を実際にインドに行ったことがある私に投げかけてくるのでした。

矢継ぎ早に飛んでくる質問に答えていると嬉しそうにしてくれましたが、同時に私も深夜特急が気になり始めました。

そして週末。

本屋に行き、深夜特急を購入したのでした笑

インド編を一気読み

読んでみるとインドの中でもカルカッタ(コルカタ)という私が行ったことのない北東の地域の話がメインだったので今の実際がどうだとかは分かりませんでしたが、インドに行く前の私がインドに抱いていたイメージのままの内容が書かれていました。

物乞いやぼったくろうとしてくる運転手、ぎゅうぎゅう詰めの列車、スパイスの香りや親のいない孤児、、、

それに空港で出会った若者と医大生との話。

今でもこのようなことがあるのかな〜とも思いつつ、著者のリアルで生温かい旅の光景がスッと入ってきました。

家族を養っている身なので深夜特急のような旅を今することはできませんが、安全な地域に妻と旅に行けたらな〜と思うのでした。

私自身の旅の記憶

学生時代に友人と貧乏旅行をした経験があります。

気に入っていたのは遠くの国に行く際に安いチケットを取るとトランジットで20時間近く待ち時間があったりするので、その時間で空港の外に出て観光したり、安いホテルに泊まることでした。

タイに行った時はトランジットで香港をぶらぶら。

ドイツに行った時はトランジットで上海をぶらぶら。

ハワイに行った時はトランジットでソウルをぶらぶら。

時間に余裕があったあの頃は、チケットも安いし一気に2カ国もいけるので得をした気分でいたように思います笑

ハワイでは初めてドミトリーに泊まったのですが、英語がよく分からず間違えて違う宿泊客のベッドを使ってしまい変なやつ扱いされたり、wi-fiを求めて入ったカフェでは飲み物を注文せずレモンロード(一番安いデニッシュのようなパンだったような、、、)だけを頼むと店員からバカにされた態度を取られたこともありました。

タイではトゥクトゥクの運転手と交渉したり、香港では格安のホテルに泊まったらそこは治安が悪くて有名な地域だったりと色々な経験ができたりトラブルに見舞われることになります。

終わってみると総じて良い思い出になっていることが多いですが一つ後悔しているのは、最近カメラを購入したのでもっと旅の写真を撮っておけば良かったと思うことです。

思い出は心の中にあれば十分と思っていましたが、もう二度と見ることができない光景だったと思うと、これからはカメラと共に出かけようと思うのでした。

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