「Pythonを勉強してみたいけど、スクールは高すぎる…」 「独学しようとして本を買ったけど、難しくて3日で挫折した…」
プログラミング学習は「お金がかかる」「環境構築が難しい」というイメージがありますよね。
でも、その悩み、今日で終わりにして大丈夫です。
なんと、「東京大学」が、Pythonの超有料級の講義資料を完全公開してくれているのを知っていますか?
この記事では、Python初心者が「東大の無料教材」を使って、基礎を身につけるためのロードマップを解説します。
この記事でわかること
- 東大が公開している神教材「Pythonプログラミング入門」の正体
- PCへのインストール不要!今すぐブラウザで動かす手順
- 挫折しないための「他サイトとの賢い併用術」
正直、衝撃。東大の「Pythonプログラミング入門」が凄い
これからPythonを学ぶなら、まずはここを見てください。
東京大学 数理・情報教育研究センター「Pythonプログラミング入門」 https://utokyo-ipp.github.io/
「えっ、東大の教材? 難しそう…」と身構えましたか? 逆です。 初心者にも分かりやすく学べる方法が満載です。
① 面倒な「環境構築」が一切不要
初心者が一番最初に挫折するポイント、それは「Pythonが自分のPCで動くようにする準備(環境構築)」です。エラーが出て、コードを書く前に諦める人がなんと多いことか…。
エラー文をネットで調べて、対応して、、、
全然進んでないのに、気がつくと1日が終わっているなんてこともあります。
しかし、この東大教材は「Google Colaboratory」というツールを使います。 これは、Googleのブラウザ上でPythonを動かせる仕組みです。つまり、ネットさえ繋がっていれば、今すぐこの瞬間からプログラミングが始められます。
② 信頼性が段違い(しかも無料)
怪しい情報商材や、古い情報が混じったブログとはわけが違います。 「変数の基礎」から、AI開発でも使われる「データ分析(Pandas, scikit-learn)」まで、大学の講義として構成されたカリキュラムが体系的にまとまっています。これが無料なのは、正直「価格破壊」です。
③ 「読む」だけでなく「動かせる」
ただのPDF教科書ではありません。ブラウザ上で実際にコードを書き換え、実行ボタンを押して結果を確認できます。「習うより慣れろ」が最初からできる設計になっています。
【実践編】この教材を使った「最強の学習ロードマップ」
「良い教材なのはわかったけど、どこから手をつければいいの?」 と悩んだ人に「効率的な学習手順」をまとめました。
STEP 1:Googleアカウントを用意する
Google Colaboratoryを使うには、Googleアカウント(Gmail)が必要です。持っていない人は作りましょう。
STEP 2:まずは「Colabの使い方」だけ覚える
サイトを開いたら、いきなり難しいコードを見なくてOKです。 目次の「1-0. Colaboratory (Colab) の使い方」を開いてください。
- セル(入力欄)にコードを書く
- 再生ボタン(実行)を押す。Shift+EnterでもOK。
まずはこの操作だけで十分です。
STEP 3:魔法のボタン「Open in Colab」
各ページの上部にある「Open in Colab」というボタン。 ここをクリックすると、教材があなたのGoogleドライブにコピーされ、自由に編集・実行できるようになります。 これを知っているかいないかで、学習効率が10倍変わります!
STEP 4:練習問題は「カンニング禁止」で!
各章の最後には「練習問題」があります。 解説を読んで「ふむふむ、わかった」と思っても、いざ自分で書こうとすると手が止まるものです。 必ず自分の手でキーボードを叩いてください。エラーが出ても大丈夫。それが成長の証です。
もし「難しい!」と感じたら?(挫折防止の裏技)
東大教材は素晴らしいですが、もし、「文字ばかりで眠くなる…」「専門用語がわからない…」となったら、無理せず他の無料サービスを「補助輪」として使いましょう。
おすすめの「つまみ食い」併用術はこちらです。
| 悩み | おすすめの解決策(無料サイト) | 使い方のコツ |
| イメージが湧かない | Progate(プロゲート) | 「スライド形式」で直感的にわかります。東大教材をやる前に、基礎編だけサラッとやるのがおすすめ。 |
| 動画で見たい | YouTube / Paizaラーニング | 実際に動いている画面を見ると理解が早まります。Paizaは動画を見ながらコードが書けます。 |
| 用語がわからない | Python.jp | 辞書代わりに使いましょう。「引数って何?」と思ったらここで検索。 |
「Progateでイメージを掴む」→「東大教材で深く理解・実践する」 このサンドイッチ方式なら、プログラミング初心者の人でもスムーズに進めることができます。
まとめ:まずは「1-0」をクリックすることから
プログラミング学習で一番大切なのは、才能でも高額なスクールでもなく、「今日、最初のコードを実行するかどうか」です。
ご紹介した東大の教材は、そのハードルを極限まで下げてくれています。
- https://utokyo-ipp.github.io/ を開く
- 「1-0. Colaboratory (Colab) の使い方」を見る
- ブラウザ上で「Hello World」と表示させてみる
これだけで、あなたはもう「Pythonプログラマー」への第一歩を踏み出しています。 お金はかかりません。リスクもありません。
本で学びたいという人は「東京大学のデータサイエンティスト育成講座 ~Pythonで手を動かして学ぶデ―タ分析~ 」がおすすめです。本だと振り返りがしやすかったり、気になった部分は付箋を貼ったり線を引いたりできる点が嬉しいですね。