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シンプルライフ

パスポート申請手数料引き下げへ──でも出国税は増税。私には恩恵なし?

先日、パスポート申請手数料の大幅引き下げに関するニュースが報じられました。

政府は2026年7月から、10年用パスポートの手数料を現行の約16,000円から約9,000円に、実に7,000円も引き下げる方針を固めたとのこと。

海外渡航者にとって朗報のように思えますが、実は並行して「出国税」の増税という話もあるようです。

何が変わるのか

2026年7月以降、パスポート手数料は以下のように変更される予定です。

対象有効期間現行の手数料2026年7月以降変更額
18歳以上10年用約16,000円約9,000円-7,000円
18歳以上5年用約11,000円廃止
18歳未満5年用約6,000〜11,000円
(年齢により変動)
約4,500円
(一律)
-1,500〜6,500円

18歳以上向けの5年用パスポートは廃止され、10年用に一本化されます。

正直、10年用で16,000円というのは高額だとは感じていました。10年間有効とはいえ、16,000円の出費は家計にとって決して小さくありません。その意味で、9,000円への引き下げは素直に歓迎です。

出国税の増税が財源に

しかし、この引き下げと並行して「出国税(国際観光旅客税)」の増税があります。現在1,000円の出国税が3,000円以上に引き上げられ、その増収分がパスポート手数料引き下げの原資となるのです。

つまり、海外に行くたびに支払う出国税が増えるということ。私のように昨年10年用パスポートを更新したばかりの人間にとっては、パスポート手数料引き下げの恩恵を受けることなく、出国税だけが上がる結果になります。これでは単なる増税です、、、(もちろん海外旅行に行ければですが、、、笑)

誰が得をして、誰が損をするのか

この制度変更で得をするのは、これからパスポートを取得・更新する人、特に頻繁に海外渡航をしない人たちです。パスポート手数料が7,000円安くなるのは大きな魅力でしょう。

一方で、最近パスポートを更新したばかりの人や、年に何度も海外に行くビジネスパーソンや旅行好きの人にとっては、出国のたびに2,000円以上余計に支払うことになるため、トータルでは負担増となる可能性が高いです。

とはいえ、パスポート手数料の引き下げ自体は評価すべき政策だと思います。16,000円という価格は若い世代や家族連れにとっては海外渡航のハードルになりそうですが、9,000円になればもう少し気軽にパスポートを取得できるようになるでしょう。

また、18歳以上向け5年用の廃止と10年用への一本化も、シンプルでわかりやすいですね。

さいごに

私個人としては、昨年更新したばかりなので恩恵を受けられず、出国税増税だけが響くという、なんとも複雑な気持ちです。タイミングが悪かったとしか言いようがありません。

それでも長期的に見れば、大学生や家族連れなど、未来への経験や家族の思い出づくりのきっかけとして、より多くの人が海外に行きやすくなるので良いことですね。

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