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育児子育て

3ヶ月間の育休を取ったアラサー会社員が「取るだけ育休」に対して思うこと

育休が流行語になり、主に男性の育休取得が注目される今日。その中で「取るだけ育休」という言葉が話題になっているのをご存知でしょうか。

この言葉は、育休を取ったのに、実際の育児にしっかり参加していない男性を指すネガティブワードです。

これは、育休に対する社会の目の及ばされ方が変わってきた証拠でもあり、育休を取った自分にとっても無緣ではありませんでした。

自分の育休体験

わが家にも子どもが誕生した際、私は3ヶ月の育休を取りました。

初めての育休ということもあり、いろいろな情報を集め、家事や育児を自分なりに努力しました。

妻からの評価も悪くなく「育休を取ってくれて良かった」と一応は言ってもらえました。

しかし、育休が明けた後には「3ヶ月だけじゃ意味ないよ。これからが大変なんだから」と言われたことが、自分の考え方を見直すキッカケになったように思います。

「取るだけ育休」という言葉に思うこと

育休を取った男性に対して「取るだけ育休」という言葉が向けられると、育休取得者全体が否定されているような気持ちになり、悲しい気持ちになります。

「あいつは仕事を休んでズルい」

「あいつのせいで仕事が増えた」

男性の育休取得が増えつつある中、まだ社会全体が男性の育休取得に対して理解がないので、そう思われることもあるかと思います。

まあどのみちそんな酷い考え方をする人とはプライベートで仲良くすることもないと思うので、仕事上の付き合いだと割り切って気にしないのが吉です。

どうでも良い人の言葉に気を病むことなく、目の前の家族の言葉に耳を傾けることが大切です。

出産前後の女性は心身ともに疲れているのでしっかりとコミュニケーションをとって寄り添いましょう。

育休後の課題と向き合う

育休後、仕事復帰と同時に家事や育児のバランスを取ることは決して簡単ではありませんでした。

特に平日は帰宅が21時を超えることが多いので、文字通りワンオペ育児になってしまっています。

ただある日、妻が「小さなことでも、一緒に頑張ってくれるだけで気持ちが楽になる」と言ってくれたことを今でも覚えています。

なので家事育児の参加ができない平日はできるだけ以下のことを心がけています:

  • 朝のおむつ替えとお着替え、朝ごはん:朝起きたらオムツを交換して、保湿クリームを塗って着替えさせる。最低限、パンとバナナヨーグルトは自分があげる。
  • 食べた食器は自分で洗う:妻のタスクができるだけ増えないような心遣い。
  • 感謝の言葉を欠かさない:どんなに小さなことでも、「ありがとう」の一言を忘れないように心がけました。昼休みやトイレに行く時間は妻にマメにラインすることも。

こうした取り組みを続ける中で、私自身、家族と過ごす時間の大切さを再認識しました。

そして、妻とのコミュニケーションが深まり、育児や家事が「負担」ではなく「共同作業」として感じられるようになったのです。

周囲の理解と支援の重要性

また、育休の取得やその後の生活を成功させるためには、職場や社会からのサポートが不可欠だと強く感じました。

私の職場では、上司が育休を受け入れてくれたおかげで、なんとか3ヶ月育休を取ることができました。

一方で、周囲の理解が十分でない環境にいる男性たちの話を聞くと、育休は2週間、取れても1ヶ月ほどと、課題が多いことも痛感します。

たとえ制度が整っていても、育休を取得することが「自己中心的」と思われたり、「職場に迷惑をかける」と感じる文化が残っている限り、本当に誰もが気兼ねなく育休を取れる社会にはなりません。

この課題を解決するには、個人の努力だけでなく、社会全体の意識改革が必要です。

「育休」は始まりにすぎない

育休を取ることは、育児参加の最初の一歩にすぎません。

それ以上に大切なのは、その一歩をどのように継続していくかだと思います。

「取るだけ育休」という言葉には厳しい響きがあるかもしれませんが、そこには家族全員が支え合いながら成長していくことの重要性が込められているように思います。

私もこの言葉に負けることなく、これからも家族と共に平和な家庭を築いていけたらなと思っています。

男性の育休取得がもたらす未来

男性が育休を取得することが当たり前の社会になることで、家族だけでなく、職場や地域社会にも多くのポジティブな影響をもたらすでしょう。

例えば、夫婦が協力して育児をする姿は、子どもたちにとっても素晴らしいお手本となるはずです。

また、女性の負担が軽減されることで、キャリア形成の可能性も広がります。

しかし、まだまだ解決すべき課題も多いのが現状です。

制度の改善や企業文化の改革を進めること、そして何より個々の意識が変わるには育休を取ったことのある人が上司の立場になるなど、まだ時間がかかりそうです。

さいごに

育休を取った経験は、私にとってかけがえのない時間でしたが、それ以上に大切なのは、その経験をどう継続していくかです。

「取るだけ育休」という言葉に負けず、自分自身が育児に向き合い、家族と共に歩んでいくことで、よい家庭環境を築いていきたいと改めて感じています。

育休を取得する全ての方が、その時間を有意義に過ごし、家族との絆を深められれば最高ですね!

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