「毎日がなんとなくマンネリ化してきたな」
「特に何をしたでもなく、気がつけば1日終わってたな」
1日を振り返ってみると、ふとそう感じる瞬間ってないでしょうか。
30歳を過ぎ、会社で残業、家では家事育児、気がつくと1日が終わっていたという日がポツポツと出てきました。
休日はスーパーへ買い出しをしたり、読書をしたり、掃除を手伝ったりと何かはやっているものの、大学生の頃のようなバイタリティーに溢れ、日々を楽しく過ごしていた頃と比べると良い意味でも悪い意味でも落ち着いた気がしています。
「このままではマンネリ化した人生を過ごしてしまうかもしれない、、、」
このままではどこか良くないと思う自分がいたので、昔のフレッシュな気持ちを思い出すべく本棚に眠っていた「20代にしておきたい17のこと(本田健 著)」を改めて読んでみました。
自分の子ども時代を振り返って、大好きなことを探す
幼かった頃に夢中になっていた事は、レゴの青バケツでロボットを作ってみたり、買ってもらったプラモデルを組み立てたりと何かモノを作ることでした。
自分の手を使って色々と作ってみる。
レゴは自分なりにカッコ良いと思うロボットを作っては崩し、作っては崩しの繰り返し。
プラモデルはバリが出ないように爪切りでパーツを綺麗に切り離して説明書を見ながら組み立てていく。
そんな子ども時代を過ごしていたのが少なからず影響していたのか、理系に進み、大学卒業後メーカーで働くことになりました。
いま勤務している会社を選んだ際、大手で名前も知れ渡っているからと少なからず人の目を気にしていたので、改めて好きなことは何かと振り返ってみようと思いました。
たとえ面倒だと思うことに対しても、どうせやるなら、100%楽しんでやるんだという癖をつけておく
何事にも100%楽しむ癖をつけておくとどんなことにも全力を出せるようになります。
朝9時から夜22時まで働いていると、全力を出すと次の日がもたないので70%の力でずーっと働いているような感覚でした。
陸上で例えると長距離を走っているような感覚。
この感覚を続けていると驚くことが起きてしまいます。
全力が出せなくなるのです。
全力の出し方が分からなくなる、の方が近いかもしれません。
改めて何事も100%楽しむ姿勢、めっちゃ大切だなと思いました。
なぜ自分は生まれてきたのか、と考えてみる
30代、40代になると現実的な問題に追われてしまうので、20代の内に本質的なこと(なぜ自分は生まれてきたのか etc...)を考えておくと自分の考えや行動に自信が持てるようになります。
それを考えず、ただただ「仕事をする」「子育てをする」ということをしていると毎日がマンネリ化したと感じてしまうのではないかと思いました。
仕事や子育ては「なぜ自分は生まれてきたのか」「この人生で何をやりたいのか」の手段なので、仕事・子育て自体が目的にならないように育休中に本質的なことも考えてみます。
自分の中にどんな才能があるのか調べる
どんな才能があるかは仕事と直結するので、やりたいこととリンクする部分もあります。
「モノを作ること」「現象を分析すること」「人に教えること」色んな才能がありますが、改めて自己分析してみようと思いました。
転職にも役立ちそうですね!
メンターの質が人生を決める
「メンター」とは自分の人生がより良くなるサポートをしてくれる人です。
ビジネスについて教えてくれたり、人間としてどう生きたら良いかアドバイスしてくれる存在。
小さい頃は父親が正義感について教えてくれたり、部活に入ると先輩から礼儀作法を学び、大学では研究活動を通じて教授から考え方を学びました。
そう思うと社会人になるとメンター的な存在の人は少なくなるので、自ら足を運んで人に会う必要があると感じました。
社外の色んな人と会って話す。
30代はこれをしてみようと思いました。
最後に
30代になって改めて「20代にしておきたい17のこと」を読んでも気づきがありました。
40代、50代になっても定期的に読み返すことで、フレッシュな気持ちを持ち続けたいと思います。